診療内容
精神科・心療内科・神経科を専門に治療を行っています
気分障害(うつ症状・そううつ症状等)/不安障害(パニック症状、社交不安障害等)/精神病性障害/適応障害/対人関係障害/不眠症/自律神経失調症/神経質/各種発達障害
上記等のストレスによる自律神経の不調を感じておられる方はお気軽にご相談下さい。
うつ病
うつ病とは、脳に生じた機能障害により正常な判断が難しく、物事に対して否定的な見方をすることが増える病気です。
主な原因は精神的・身体的ストレスが多いですが、うつ病の発症原因は患者様によってさまざまです。患者様の多くはストレスをうまく解消できず、さらに悪い方向に自分を追い込んでしまう悪循環に陥りがちです。
厚生労働省が3年ごとに行う「患者調査」によると、近年ではうつ病の患者様数が増加傾向にあるという結果が報告されています。
こんな症状ありませんか?
- 一日中気分が落ち込んでいる
- 食欲がない
- 何をしても楽しくない
- 消えてしまいたくなる
- 疲れていても眠れない
- 集中できない、頭が働かない
- 好きだったものに興味がわかなくなる
パニック障害
人は「不安」という感情を少なからず抱えながら生きています。しかし、過剰な不安により日常生活に支障をきたす恐れがあり、その状態を「不安障害」といいます。
不安障害のなかでも、特に多いのが「パニック障害」です。理由もなく動悸やめまい、汗が止まらない、息苦しさ、吐き気や手足の震えなどの症状がある場合は、パニック障害の疑いがあります。
こんな症状ありませんか?
- 動悸や心拍数が増加する
- また発作を起こすかもと不安になる
- 理由がわからず急に不安感に襲われる
- 息苦しさや窒息感を感じる
- 特定の状況に陥ると緊張する
- 突然、冷汗が止まらなくなる
不眠症
不眠症とは「夜中に何度も目覚める」「日中に強い眠気に襲われる」など、睡眠を妨げている問題が起きている状態です。寝たつもりでも脳や体が休めておらず、眠気や倦怠感、集中力の低下などを引き起こし、日常生活に支障をきたすようになります。
睡眠障害が続くと生活習慣病やうつ病など、全身の健康にも悪影響が及ぶ恐れがあるため、問題の解決には早期治療が大切です。
こんな症状ありませんか?
- 疲れていても眠れない
- なかなか眠れない
- 途中で何度も目が覚めてしまう
- 長時間寝ることができない
- 眠りが浅く眠った感じがしない
自律神経失調症
自律神経は、交感神経と副交感神経にわかれています。自律神経失調症とは2つの神経のバランスが乱れ、さまざまな不調が体に現れている状態です。
体のだるさや疲労感、めまいや耳鳴り、多汗、体の冷えやほてり、動悸、息切れ、便秘などは自律神経失調症に多い症状です。原因がわからない体の不調がある場合は、お気軽に当クリニックにご相談ください。
こんな症状ありませんか?
- 体調不良が続いているが理由がわからない
- 便秘や下痢になりやすい
- 常に身体がだるい
- 食欲がない
- 頭痛やめまいがする
適応障害
学校や職場環境、人間関係などによるストレスが原因で、気分や行動面に支障をきたすことが多いのが適応障害の特徴です。
周囲にとっては何気ないことでも、本人にはストレスとして精神的・肉体的に大きな負荷がかかっています。ストレスの耐性や対応力も人それぞれですので、適応障害の原因を明らかにしたうえで、適切な対処法を一緒に考えていきます。
こんな症状ありませんか?
- 一つの事を考えこんでしまう
- 衝動的に物を壊したり、無断欠席をする
- 行きすぎた飲酒や暴食をする
- 休みの日は憂鬱な気分が楽になる
- 感情をコントロールできない
統合失調症
統合失調症になると、考えのまとまりや気持ちの整理が難しくなります。幻覚や幻聴、妄想などの陽性症状が現れると、行動面や人間関係に悪影響を及ぼす恐れがあります。一方で陰性症状の場合は、意欲や感情が著しく低下し、他者とのコミュニケーションを避けて自閉的になりがちです。
こんな症状ありませんか?
- 頭の中で声が聞こえることがある
- 自分の話をされている気がする
- 誰かに監視されている気がする
- 独り言が多い
- 脈絡のない話をする
ADHD
ADHD(注意欠如・多動性障害)は、発達障害のひとつです。原因の多くは脳機能の発達に何らかの機能異常があり、神経伝達物質のドーパミンやノルアドレナリンの働きが不足しているからといわれております。「物忘れが多い」「時間や約束を守れない」など、不注意や衝動性など自己のコントロールが難しい状態です。
成人後の診断でADHDが明らかになるケースも多く、年齢に左右されない発達障害です。
こんな症状ありませんか?
- 気をつけていてもミスをしてしまう
- 順番を待つなどじっとしていることが苦手
- 人によく注意される
- 約束を守れない
- 忘れ物や、物忘れが多い
治療方針
こころに関する病気は多岐に渡ります。ストレスの多い現代においては特に、気分障害(うつ)にかかる人の割合が非常に高まっています。こころに不安を持っている人に少しでも安心感を与えられるよう努めて参りたいと思います。また精神の疲労回復にも注意を払っております。
治療スタッフは、院長、非常勤医師(精神保健指定医)及び精神保健福祉士と臨床心理士、看護師です。病状の特性や相性も考慮し、最良に対応することを心がけています。